このご時世、ペットを飼う人が増えています。
特にコロナ禍で在宅勤務の人も多く、猫を飼う人が増えています。
猫種はシャルトリューで名前はルネと言います。
めちゃくちゃかわいいです!下記はルネの動画です!
可愛い反面、思ったより世話がかかったり、金銭的な出費がかかります。
「猫だから楽」という考えは持たないほうがいいです。
なので、この記事では以下のことを解説していきます。
- 猫を飼うため条件
- 猫の世話・金銭的出費
- どういう人が向いているか
子どもの数よりペット頭数が多い日本
今や子供よりペットのほうが多いというご時世になっています。
15歳未満の子供:1,553万人
犬猫の飼育頭数:1,855万頭
(うち猫:965万頭、犬:890万頭)
特に2020年の半年でペット保険の契約が11万件増加したと日経新聞(2021/1/26付)で報道されています。
また、その中でも猫の保険加入が断トツで増えています。
我が家のルネは生後6か月ですが、いろいろな苦労はあります(笑)
それでもかわいいと考えられる人に猫を飼ってほしいと切実に願っています。
猫を飼うための条件
条件?と思われる方もいらっしゃいますが、
猫を飼う前に以下のことを考慮すべきです。
- 自宅に長時間いられること
- 会社の転勤がない
- 車を持っている
- 住まいは持ち家か(後述します)
- 金銭的な余裕があるか(後述します)
まずは、自宅でケージ飼いするにも、朝~昼、夕方~夜は外に出したほうがいいです。
また、多頭飼いでないときは、しっかり紐やボールなどのおもちゃで遊んであげる必要があります。
猫は長時間の移動や新しい場所(自分の臭いがついていない)だとストレスを感じる生き物です。転勤が多い方は当然飼えないでしょう。
また、病院やペットホテルへの移動は車が基本です。
あと、猫を飼うのだったら、持ち家のほうが断然いいです!
うちは賃貸ですが、壁のクロスや床が傷ついた場合や臭いがついた場合には、退去時に無制限に請求される可能性あります(個別の賃貸借契約によって異なりますが)。
また、猫も遊びたいのに、色々禁止されるのは可哀そうです。
(うちは床はマット、壁はシートを全面で貼っています)
最後に、金銭的出費ですが、
日常的な餌代に加えて、保険代や保険外支出もあります(後述します)。
猫の世話
最近は子猫だからかもしれませんが、以下がルネの1日です。
朝:7時に起こされます
午前:遊んであげないと暴れます
午後:お昼を食べたら寝ます
夕方:起きてきて「遊んでほしい」とねだってきます
夜:大体23~24時に寝ます
トイレ
少し汚いですが、猫の排泄物は結構臭いです。
猫砂もそうですがトイレ自体も定期的な清掃が必要です。
飼い主のケガ
子猫とじゃれているだけで、手は傷だらけになります。
あと、猫の爪切りもしてあげます。
(嫌がるのでおやつをあげながら少しずつ慣れさせます)
金銭的出費
<初期費用>
・猫ちゃん代:20~30万円
・ケージやキャットツリー:2~3万円
・床のマットや壁の保護シート(賃貸の場合):3~4万円
合計:25万円~37万円
<月々の費用>
・エサ代:1万円
・保険料:5千円
・猫砂(トイレ):2~3千円
・おもちゃ代:2~3千円
合計:2万円くらい
<臨時の費用>
・夜間診療代:3万円
・去勢手術代:2~3万円(6ヶ月後くらい)
保険代とありますが、基本的には診察料や治療費の50%補償なので半分は実費となります。
また、3月にルネは遊んでいて目をぶつけたので夜間診療を呼びました。
幸い、数日後に完治しましたが、夜間の往診+診察は保険適用外なので3万円実費でした。
去勢手術
6ヶ月すぎになると去勢手術が必要です。
(マーキング・スプレーを始めます)
「手術は可哀そうだからしない」という飼い主の方もいると思いますが、
賃貸の場合だと床におしっこした場合は臭いがとれなくなり、
退去時に多額の修理費用を請求されます。
どういう人が向いているのか
上記の内容を踏まえて、どういう人が向いているのか
筆者は「猫を幸せにできる人」だと思います。
人間はどこへでも行けます。でも猫は家だけにしかいられません。
なぜなら、猫は行動に責任を取れないから。
猫はこの狭い世界の中で暮らして飼い主とすべての時間を歩みます。
そんな中で人間の役目は少しでも猫が心地よい暮らしを送ってくれるような環境づくりをすることなのだと思っています。
下の動画はルネをお迎えした日の映像です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
世話が費用がどうのと言っていますが、膝の上で寝てくれたときの幸せは伝えきれません。
苦労なんか吹っ飛びます。
この記事が「猫を飼いたい」と思っている方に少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
2021年4月14日